垂水勤労者山岳会

例会の報告

2024年(令和6年)

8月25日(日)    曇りのち晴れ

「トゥエンティクロス~ガスケードバレイ」

 

新神戸駅・・見晴展望台・・桜茶屋・・あじさい広場・・桜谷分岐・・シェール道・・穂高湖・・杣谷峠・・長峰橋登山口

 

秋雨前線と台風10号の発生で前日からお天気が心配であったが、山行中は1度も降ることもなくトゥエンティークロスやカスケードバレイも安心して歩ける水嵩であった。蒸し暑さはあるものの、川の音を聞きながら、たまに川の水に手を浸したりしながら歩くのは気持ちいい。

シェール道は平坦な歩きやすい道で、どの季節に歩いても心が落ち着く景色で癒される。この景色を見ながら、東屋のところでお昼休憩をとった。新しくなった穂高湖は、かなりリゾート地っぽくなっていて、何処に来たのかと思わせる景色で、ハイカーだけでなく観光客も気軽に遊びに来れ、お洒落なカフェもにぎわっていた。杣谷峠からは、カスケードバレイの水の音を聞きながら下っていく。景色の良い堰堤でも休憩をし、自然の中を満喫した。     (18名参加)

 


    819()21()    『立山三山縦走』

8月19日(月)    晴れのち曇り

「室堂~新室堂乗越~別山乗越」

 

室堂ターミナル2450m・・ミクリガ池2400m・・雷鳥荘2370m・・雷鳥沢キャンプ場2300m・・新室堂乗越2387m・・別山乗越2747m

 

富山駅から直行バスで一気に室堂ターミナル(2450m)へ。薄い雲があるものの立山連峰の全景が広がり、一気に高揚感が昂る。玉殿湧水に触れた後、ミクリガ池へ。水面に立山の山並みが美しく映る、インバウンドやファミリーの観光客が多く写真を撮っている。硫黄臭の漂う地獄谷を横目に雷鳥荘へ。長い木段を下り、色とりどりのテントが張られている野外キャンプ場を横切って、清い小川のせせらぎに架けられた木橋(浄土橋)を渡って、いよいよ本格的な登山道へ。木道から石コロ道になり傾斜を深めていき、新室堂乗越で奥大日岳からの尾根道に乗っかる。空は雲が増え出し、室堂では見えていた行く手の剱岳が隠れてしまった。北東に屈曲して別山乗越までの稜線道は標高差の数値以上に長さを感じる。別山乗越に到着すると剣御前小舎です。ガスの合い間から垣間見える剱岳が眼前に迫っていて、鋭い岩峰肌は不気味に迫力満点だった。                                                            (4名参加)

 

8月20日(火)    晴れのち曇り

「別山~富士ノ折立~大汝山~雄山~一ノ越」

 

別山乗越2747m・・別山南峰2876m・・別山北峰2880m・・真砂岳2861m・・富士ノ折立2999m・・大汝山3015m・・雄山3003m・・一ノ越2705m

 

夜更けからトタン屋根を強く打つ雨だったが、夜半日付が変わる頃には止んでくれた。嬉しくも剱岳のモルゲンロート(そして虹も)が見られました。青空のもと、小舎を出発して立山三山の一座目・別山を目指す。最初の分岐でザックをデポして別山南峰へ向かう。南峰に着くと剱が尚近くに迫っている。別山北峰を経由して分岐に戻り、ザックを回収して真砂岳へ。一旦下って白砂の稜線を登り返すと岩の塊・富士ノ折立が異様にそびえ立っていた。立山三山縦走の中間点あたり、右下に室堂平が見下ろせて時計廻りに周遊していることを実感。立山三山二座目の「立山」は富士ノ折立・大汝山・雄山の総称。立山連峰最高峰3015mの大汝山を経由して霊峰立山の本山・雄山3003mへ。雄山神社峰本社3003mで宮司さんからお祓いを受け、山頂から参拝者みんなでバンザーイを叫んで下山。雄山からはひたすら長く石ガレを下って一ノ越へ。                          (3名参加)

8月21日(水)    晴れ

「一ノ越~浄土山~室堂平」

 

一ノ越2705m・・浄土山南峰2830m・・浄土山北峰2831m・・浄土山登山口2670m・・立山室堂山荘2450m・・室堂平2450m

 

快晴の朝、立山三山三座目の浄土山への登りはそよ風が心地良い。浄土山南峰山頂からは360°の大展望。龍王岳が間近、槍・穂高連峰・笠の稜線もくっきり、白山も遠望出来る。浄土山南峰から北峰までは10分、ご褒美の待望のライチョウに出会えた。岩の上に佇み、草を食い紡いでいた。暫し静観する。石垣に囲まれた北峰を後にして、室堂平へ下山開始。上部は段差のある岩ガレを慎重に下る。石ガレ、石ゴロになり、浄土山登山口からは北に屈折して整備された石畳の道を出発点の室堂ターミナルへ戻りました。室堂はすっかり秋の風、登山者と行楽客で賑わっていた。   (3名参加)


8月18日(日)    快晴

「甲山」

 

阪急甲陽園駅・・甲山大師参道階段下・・北山貯水池・・甲山・・(かん)呪寺(のうじ)・・阪急甲陽園駅

 

とにかく暑く照りつける太陽は容赦がなかった。予定のコースを大いに変更して、西宮のランドマークである甲山のピークハントに終わった。休憩もたっぷり取り、凍らせたペットボトル2.5リットル用意したのが成功で終日冷たい水を飲むことが出来た。甲山大師の階段を横目に抜けて、北山貯水池の東屋で昼食と読図で時間を多く取った。ここは適当な風があり、案外と居心地が良く雑談に花が咲く。昼食後、池の北側駐車場の登り口より甲山(二等三角点)を登り、直下の神呪寺に下山。 展望台は涼しく、眺望抜群! 大阪平野が一望出来、至福の時を過ごした。                                     (3名参加)

 


8月11日(日)    晴れ

水遊び・冷やし麺「住吉川上流」

 

エクセル東バス停・・五助堰堤・・住吉川を少し上流<山飯>・・エクセル東バス停

 

連日猛暑が続く中、涼を求める山行を組んでみました。歩く距離も短く、河原で水と戯れ、冷たい麺を食する山飯山行をするに当たり、多くの参加者に準備を手伝ってもらいました。

行き先は住吉川五助堰堤の少し上流の河原.行く度に川の流れが変わっていましたが

日陰の良い場所をゲット。

暑い時は冷たい麺が一番、水で麺をほぐし、参加者にペットボトルで作って来てもらった氷で冷た~く冷やして、トマト、レタス、キュウリ、ネギ等をトッピングし美味しく戴きました。

デザートはいつものコーヒーとガーリックトースト。  後は河原で足を浸けたりして涼を楽しむが、結構水は冷たかった。

今年の夏山登山教室に参加された受講生の内二人の方が参加して下さったことは非常にうれしい事でした。                                                                                    (13名参加)


7月28日(日)    晴れ

「高雄山~南ドントリッジ」

 

新神戸駅‥市が原‥高雄山‥南ドントリッジ‥森林植物園‥谷上駅

 

この日は会行事・夏山登山教室で南アルプス・北岳に修了山行中です。 参加しない会員のために高雄山経由、南ドントリッジのコースを例会として組みました 。暑い日続きでテレビでは、「外出は控えめに」と言っているが、猛暑にもめげず8人もの参加がありました。 計画では市ケ原の橋を渡ったところから急登を直接高雄山に登っていくコ-スでしたが、その登り口を目の前に見ると、酷暑の中をこの急登を登っていく気持ちが失せて、少し西側の大龍寺近くの登り口から登ることにしました。だいぶ遠回りにはなりましたが、それが良かったです。 頂上からは南ドントリッジを下り、分水嶺林越を通り、森林植物園に入って谷上駅まで下りました。途中の川原で湯を沸かしてコ-ヒ-ブレイクとしました。                                                                (8名参加)


7月21日(日)    晴れ

「石楠花山~黄蓮谷~トェンティクロス」

 

谷上駅・・炭ヶ谷分岐・・石楠花山・・黄蓮谷・・トェンティクロス・・森林植物園東口・・市ケ原・・新神戸駅

 

梅雨明けの発表は出発時点では無かった。朝から暑い。谷上駅から15分ほど歩いて炭ヶ谷コースへ入る。炭ヶ谷道は谷沿いの静かな道で、人と出会うことも少ない。かつて六甲山が里山として利用されていたころ、炭焼きが盛んに行われていたそうで、その痕跡である炭焼き窯の後が残されている。次第に歩く傾斜が強くなってくると、谷の源頂部が近い。石楠花山は2等三角点があるだけで石楠花山を表示するものは何も無い。道幅の広い林道に合流すると石楠花山の展望台まではすぐ。西六甲ドライブウェイをめがけて下り、黄蓮谷をさらに下ると生田川の上流部へ合流する。トウエンテイクロスと呼ばれている生田川沿いの登山道を下っていくと、ほどなく森林植物園の東門へ。あじさい広場からは通行止めのバリケードが設置されており慎重に歩く。川原をキョロキョロ見て歩き、時々コースを見失うが、それらしき道を見つける。市ヶ原で小休止していると、水遊びをする子供の声が聞こえ、夏を感じさせる。新神戸駅に下山し解散。暑かった山歩きが終わった・・・

                                                                                                                                                                                (7名参加)


7月7日(日)     晴れ

「クリーンハイク」

 

 鵯越駅・・菊水山・・鍋蓋山・・市ケ原・・新神戸駅

鈴蘭台駅  

 

梅雨の最中、連日30度を超える暑さの中、会員18名、一般の方2名の合計20名の参加は嬉しいこでした。 特に菊水山の階段は風が全くなく、背中に受ける暑さはお好み焼きができるのではないかと思うほどです。 垂水勤労者山岳会のメンバーはクリーンハイクを通してトレーニングもしているのです。                        (20名参加)

 

  ■収集量  燃えるゴミ2キロ、空缶1キロ、空瓶1キロ


6月9日(日)    曇り

ササユリ探索行「丸山」

 

丸山下・・登山口・・北参道・・丸山山頂(稲荷奥社)・・金仙寺湖展望所・・新参道・・丸山稲荷本社・・丸山下

 

8人で探索しました。初めての方もおり、「探索行がぴったりやなぁ」と仰っていました。ゆっくりゆっくりと探して歩きました。梅雨前の合間の一日、山の中で可憐にしっかりと長年の成果で地に足をつけて咲いていました。リーダー私の近くの公園に移植しているのも前に見ましたが、全く移植には向きません、小さな瘦せた花になってしまいます。この山の中でしか育たない、天然記念物のような花です。ササユリさん、ありがとう! 貴女に会えて幸せな一日でした。                                                       (8名参加) 


6月2日(日)     曇り

「クリーンハイク」

 

 鵯越駅・・菊水山・・鍋蓋山・・市ケ原・・新神戸駅

鈴蘭台駅  

 

晴天の予報が当日の朝は曇り空で、少し気をもんだが、クリーンハイクの日は不思議と雨は降らなはい。これもゴミ拾いをしている者への御褒美だろう。おかげで、ポイ捨てされるゴミは減少した。 鈴蘭台駅10時発の街中から昼食の再度公園へのコースさえもそうだ。私たちの長年の地味な努力が少しながら実を結びつつある。 今回は嬉しいことに大阪から参加の方が入会されました。これもクリーンハイクが縁と喜んでいる。                                   (17名参加)

 

  ■収集量  燃えるゴミ2キロ、空缶1キロ、空瓶1キロ


5月26日(日)    晴れ

「東おたふく山~蛇谷北山」

 

東お多福山登山口バス停・・東おたふく山・・蛇谷北山・・一軒茶屋・・瑞宝寺公園・・神鉄有馬温泉駅

 

 

良い天気に恵まれて、若草の清々しさが気持ちよく、心地の良い汗をかいた山歩きでした。東おたふく山登山口バス停で簡単なストレッチをして出発。何組かのパーテイも同じ時間に出発した。広葉樹の中を抜けると見晴らしの良い場所にでた。そこから東おたふく山々頂はすぐ。山頂一帯は日あたりの良い草原。景色も気持ち良く疲れも吹っ飛ぶ。しばしの休憩を取り、土樋割峠へ下る。ここから登り返して、一気に蛇谷北山へ。芦屋市最高峰の840㍍。そして石宝殿へ。東おたふく山から石宝殿まで誰にも会わない。六甲山神社に参拝して一軒茶屋まで歩きランチタイム。150名も参加したトレイルランの大会が行われていた。昼食後、有馬温泉へ向けて魚屋道を下る。道は広いが大きな岩が邪魔して歩きにくい。筆屋道への分岐から瑞宝寺公園に到着。本日の山歩きを終えた。                                                                                                                                                                                           (5名参加) 


5月19日(日)    曇りのち雨

北摂「五月山」 

 

阪急池田駅・・緑のセンター・・≪ひょうたん島コース≫・・吊り橋・・五月山・市民の森・・大文字火床・・≪五月平高原コース≫・・市立山の家・・小林一三記念館・・池田城跡・・五月山動物園・・阪急池田駅

 

五月晴れを期待しての企画だったが、叶わず曇天の中、池田駅を出発して旧街道、閑静な住宅地を抜け、五月山山麓の「緑のセンター」へ。山道に入るなり、予報より早くポツリ雨が落ちてきた。整備された道をジグザクに、途中こんもり「ひょうたん島」岩塊の裏手にピンクの花を附けるシャクナゲが数株美しい。吊り橋では雨に濡れた丸太の桁がスリル満点だった。五月山「市民の森」に着くと、木陰の下のベンチで雨宿りをしながらメンバーお手製の栗おこわの昼食とした。帰路は「大文字火床」で間近に伊丹空港と広がる大阪平野を霞み一望して、段差ある階段状の道を「市立山の家」へ下った。

アフターハイキングは小林一三記念館、池田城跡展望所、五月山動物園と山麓をぶらり癒しの締めくくりでした。               (6名参加)

 


5月12日(日)    曇りのち時々雨

「クリーンハイク」

 

 鵯越駅・・菊水山・・鍋蓋山・・市ケ原・・新神戸駅

鈴蘭台駅  

 

鈴蘭台駅組5名は空を気にしながら出発。雨はたまにポツポツ、さほど気にならない程度でした。風があり、気持ちよく暑さを吹き飛ばしてくれました。目に青葉の新緑や、コガクウツギ、コツクバネウツギ、ガマズミなどの花たちが季節を感じさせてくれます。昼頃には予報通り雨が降ってきて、傘をさしての昼御飯となりました。その後到着した菊水ルンゼ組は東屋に避難しての昼御飯となりました。雨は続くことなく、曇り空の中を下りました。

                                                                     (17名参加)


5月5日(日)          快晴

播磨の山川原垣内~ふりやまけやき

 

かまはなバス停‥登山口‥しゃくし山‥追分山‥国道29号線‥一力願地蔵‥‥220m峰‥224m峰‥3市町境界‥相場振山‥槻坂‥169m峰‥栗岡池‥道路‥JR太市駅

 

追分山を過ぎてからは、太陽光パネルの設置で登山道破壊の為、脇と敷地内を通り、国道29号線に出る。一力願地蔵へは竹林で立ち入り禁止、右横の人が通れる隙間から広い道を歩き、途中は鉄柵沿いで一力願地蔵へ。古道を集落→尾根道→相場振山→槻阪→栗岡池に下山。                 (3名参加)